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【レポート】シップオンラインセミナー7月

シップオンラインセミナー7月

リフォーム会社集客とchatGPT!ホームページAI化作戦

2022年11月30日に公開されたChatGPTは、わずか2ヶ月で1億人のアクティブユーザー数を達成し、これまでの最速記録を塗り替えました。大規模言語モデル(LLM)による対話型AIサービスが急速に普及し、住宅リフォーム業界でもChatGPTを活用した講座やプロンプト販売が行われる時代が到来しています。
本セミナーでは、AIの普及とその影響を的確に捉え、未来への対策を立てる原理原則を提供し、皆様と共に具体的な取り組みを考える場となるでしょう。 AIの波に乗り遅れず、未来の住宅リフォーム業界をリードするための第一歩を、是非本セミナーで踏み出してください。

概要

  • ■タイトル:リフォーム会社集客とchatGPT!ホームページAI化作戦
  • ■実施日:2023年7月12日(水)

■プログラム

  • ChatGPT等生成AIの活用状況
  • ChatGPTの仕組み・利用方法を理解する
  • chatGPT×HP

急過ぎるAI社会への対応策

<講師> 株式会社シップ 代表取締役 小松 信幸


ChatGPTブームが追い風


月間ユーザー1億人達成にかかった月数は、facebookが54ケ月、Twitterが49ケ月、Instagramが30ケ月に
対し、ChatGPT2ケ月と脅威のスピード
生成AIの活用に関する企業アンケートでは、業務で活用している会社は9.1%、業務での活用を検討している会社は
52.0%と生成AIを活用・検討している企業は6割超えという結果になりました。




ChatGPT=Googleを超えたスーパー検索エンジン?


ChatGPTのような生成AIに注目が集まる中、
ChatGPT=超スーパー検索エンジンという認識をされてる方も多いのではないでしょうか。
しかし、米ニューヨーク州の弁護士が審理中の民事訴訟で資料作成に「Chat(チャット)GPT」を利用した結果、存在しない判例を引用してしまったという事件がありました。





なぜこのようなことが起きてしまったのかというと、 ChatGPTのような生成AIは、学習された情報の真偽を判断できないうえ、判断できないまま言葉を生成してしまうからです。

→ChatGPT=Googleを超えたスーパー検索エンジンではありません


ChatGPTの仕組


GPTとは、Generative  Pretrained Transfomerの略で、
事前に学習している情報に基づいて与えられた言葉に対して、そこに続く言葉を確率的に予測して生成する仕組みとなっています。
そのため、できるだけ具体的な指示内容を提示することで、次にくる言葉の予測が狭まるため、より良い回答を引き出すことができます。





また、ChatGPTのような生成AIは、下書き機能や膨大な情報量から必要な情報だけを抽出、文章の要約などを得意とする反面、事実確認情報検索数字の扱いなどを苦手とします。


ChatGPTの利用

ChatGPTの利用する場合、自分で使う場合と、お客様などに利用していただく場合と2パターンをおさえておく必要があります。

・ChatGPTを自分で使う場合…
まず、与えられた言葉の次にくる言葉を確率的に予測する仕組みであることを理解すること。
できるだけ具体的な指示内容を提示することで、次にくる言葉の予測が狭まるため、より良い回答を引き出すことができます。

・ChatGPTを組み込んだシステムをお客様など、自分以外に使っていただく場合…
正確な情報をアウトプットさせて、答えてほしい内容を事前に学習させておく必要性があります。




ChatGPT×HP・LINE

従来のHPなどに組み込まれているchatbotの多くは、
与えられた質問と対応する回答を事前に登録しておく必要がありました。

そのため、用意していない質問に対しては回答できませんでした。
しかし、ChatGPTを導入することで、サイト内で学習した内容に基づいて正確な回答を生成することが可能になります。


 

さらに、ChatGPTにはHPの内容だけでなく、会社の方針や考え方などを含めた幅広い情報を学習させることができます。また、住まいに関する幅広い情報なども学習させることで、より高い精度の回答が生成することができます。

まとめ

ChatGPTはGoogleを超えるような超スーパー検索エンジンではありません。

ChatGPTの活用方法では、自分で使う場合は、与えられた言葉の次にくる言葉を確率的に予測する仕組みであることを理解し、できるだけ具体的な指示内容を提示すること。

ChatGPTを組み込んだシステムをお客様など、自分以外に使っていただくには、正確な情報をアウトプットさせて、答えてほしい内容を事前に学習させておくことで、お客様がchatbotやLINEで会社の質問をした時にAIが適切な回答をしてくれるようになること。
ChatGPTのような生成AIの仕組みや能力、限界を正しく理解しながら活用していくことが重要です。

YouTube動画はこちらから→7月SHIPオンラインセミナー