WEB集客実践会 8月レポート
コンテンツSEOの原理原則
肯定度を高める上でのコンテンツの役割と
検索意図に沿ったコンテンツを作成するためのリサーチ方法を知る
※本レポートページは、2022年8月に実施をしたWEB集客実践会の内容の一部をまとめた内容になります。
本実践会にご興味のある方はページ下部のリンク先より体験参加をお申し込みくださいませ。
今回は最新の消費者行動のパターンを踏まえ、検索意図を理解した上で、肯定度を高めるコンテンツ制作の必要性を理解することを目的とします。
その上で、コンテンツ制作で必要な検索意図を理解するためのリサーチ方法と、制作運用しているコンテンツが正しく意図を理解した上で運用できているか、改善すべきコンテンツがあるのかを調べられるように、サーチコンソールの基本的な使い方を身に着けましょう。
概要
- タイトル:コンテンツSEOの原理原則:肯定度を高める上でのコンテンツの役割と検索意図に沿ったコンテンツを作成するためのリサーチ方法を知る
- 実施日:2022年8月25日(木)
本テーマについての要点
- 1.最新の消費者行動のパターン
- 2.購買を後押しする肯定度
- 3.意図を理解したコンテンツ制作
- 4.作成したコンテンツの評価・改善
1.最新の消費者行動のパターン
スマートフォンやインターネットが大きく広まり、消費者の消費行動も変化が起きています。
これまでは、ある商品を買う際には段階を踏んで時間をかけながら購買行動を行っていました。
しかし、現在ではスマホの普及によって、24時間全てが買い物のタイミングになっており、買いたいと思う商品を発見し、その瞬間に買い物を終わらせる「パルス消費」が起こるようになりました。
近年ではSNSが広まったため、InstagramやYouTubeなどを使い、人々は受動的に情報収集をするようになりました。
気になったものがあればすぐにスマホを使って検索を行い、情報を網羅的に得ようとします。
その中で、選択肢を広げるさぐる検索、選択肢から決定を行うかためる検索を繰り返し行いながら、突発的に「買う」に繋がるのです。
消費者は「さぐる・かためる」を繰り返して購入を決定するので、情報を提供する側もこの部分を意識して情報発信をする必要があります。
ここまでの話は消費者の購買行動全般に言える話です。これをリフォーム業における代表的なタッチポイントに当てはめてみるとこのようになります。
紙面の関係でプロットしていないものも多くありますが、タッチポイントを認識し、そこでどのようなコミュニケーションを意図して実施するかが大切になります。
2.購買を後押しする肯定度
購買行動における肯定度は、繰り返し商品を購入したいと思うような、消費者の満足度にも影響を及ぼします。
上記の画像を見ると分かるように、肯定度が高い状態で購入を行った場合初回購入後、次回も購入したいと回答した割合も高い傾向にあります。
また、その割合幅は、高額な商品になるにつれて大きくなっています。
商品を提供する側は、肯定度を高い状態にするための施策を行う必要があります。
肯定度の高まりは、商品購入前の情報探索行動によって大きく影響します。
商品購入前の肯定度が高い場合、商品購入後も利用体験によって更に肯定度が高まっていき、結果的に継続購入に繋がっていくのです。
では、購入前の肯定度を高める情報探索行動にはどのような手段があるのでしょうか。
上記の画像では、肯定度を高めるきっかけになった情報接触の手段を、商品ごとに表しています。
肯定度を高める手段として有効性が高いのは、以下の3つです。
①検索サイト・アプリで検索して見つかった情報
②自分から質問・相談した店員・専門家からの回答
③自分から店舗に見に行った実際の商品
肯定度を高めるためには、この3つの情報接触を充実させる必要があります。
これらの情報接触を充実させるため、特に①を充実させるための手段として、コンテンツの作成に取り組みましょう。
3.意図を理解したコンテンツ制作
コンテンツ制作では、検索する側の意図に沿ったものを作成することが必須です。
その中で、情報探索をする「さぐる・かためる」の検索動機には以下の8つがあります。
これらの分類のいずれかの意図を満たすコンテンツを用意することが必要です。また、それに際して顧客がどのような理由で検索行動を行うのかについても理解しておく必要があります。
コンテンツ制作に必要な顧客理解には様々な手法がありますが、ここではコストがあまりかからず取り組みやすいものを画像で紹介しています。
これらの手段を使って顧客の意図を理解し、それに沿ったコンテンツを作成していきましょう。
4.作成したコンテンツの評価・改善
一度作成したコンテンツは、そこで満足せずに定期的にその健康診断を行う必要があります。
それを行う手段としてサーチコンソールがあります。
サーチコンソールを使って、そのコンテンツの流入数や表示回数が以前と比べてどう変化しているのかチェックを行います。
減少している場合は、その原因となっているキーワード、コンテンツを把握し、対策を検討しましょう。
では引き続き実践会にご参加の皆様は実践内容に入っていきましょう。
※注:WEB集客実践会ではこうした知識のインプットに加え、自社を題材に得た知識を実践するためのワークをご紹介しています。
▼実践会の動画はこちら▼
以上が、8月WEB集客実践会でご紹介した内容になります。
会員の皆様は、この後自社コンテンツの評価、計画を経て、改善実践に取り組んでいかれています。
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