ホーム > ニュース > シップオンラインセミナー > 【セミナーレポート】シップオンラインセミナー2月
【セミナーレポート】シップオンラインセミナー2月
リノベーションを新規立ち上げされたい住宅事業者
リノベーション事業化セミナー
2月28日にリノベ実践塾×シップのコラボオンラインセミナーが開催されました。 リノベ実践塾は、新築住宅の着工棟数は年々減少傾向にあり、小規模リフォームは薄利多売の傾向にあり、 工務店経営は非常に厳しい状況となっています。 そんな中で100万円の小工事を2,000万円の大規模リフォームに変えることができたら…どうでしょうか? 大規模リフォームでビジネスモデルを変革する。大規模リフォームを懇切丁寧に指導する。それがリノベ実践塾です。
シップとコラボレーションしてお伝えするのは、事業モデルの変革です。 ※詳しい内容はYoutubeのセミナー動画をご覧ください。概要
- ■タイトル:新規事業が立ち上げできる リノベーション事業化セミナー
- ■実施日:2022年2月28日(木)
- ■参加対象:リノベーションを新規立ち上げされたい住宅事業者
■プログラム
- 第一講座:リフォームのウェブ戦略はここまで進化した! 株式会社シップ 湯沢 将志
- 第二講座:新規事業立上げができる 大規模リノベーション事業化セミナー 喜多ハウジング株式会社 今井 猛 氏
リフォームのウェブ戦略はここまで進化した!
<講師> 株式会社シップ 部長 湯沢 将志顧客が困ったいるときに顧客を助けた企業こそが、顧客の頭に残る。
企業が5年後に今と同じ経営をしたいたら消えていきます。 そう話されたのは、「ワールドマーケティングサミットオンライン」でのフィリップ・コトラー教授です。 コロナになって、市場に大きな変化が起こり、それに対応するシフトが必要
1,コミュニケーションのデジタル化 2,サービス・モノ提供の非接触化 3,省人化・合理化
これが、アフターコロナ時代に加速する「3つのシフト」 市場が変わったから対応する必要もある。ただし、原理原則変わらないものがあります。 こちらも前出のフィリップ・コトラー教授の言葉です。 「顧客が困っているときに顧客を助けた企業こそが、顧客の頭に残る。 その行動をとれた企業だけが、コロナ後も生き残るだろう」
顧客の暮らしはデジタルシフトしている
コロナで加速度的に変化している3つのシフト。 シップは住宅リフォーム業に専門特化したWEBプロモーション支援をしているので、業界に即した話をします。 コロナ禍で60歳以上もインターネットの利用率が大幅に上昇しました。 2018年と2019年で比較すると、 60~69歳 76.6%➡90.5% 70~79歳 51%➡74.2% 80歳以上 21.5%➡57.5% 私がシップに入社したころ、多くの経営者様にホームページ集客の話をすると 「我々の年代は、インターネットなんか使わない。ホームページ?役に立つの?」 と言われましたが、今は皆さんスマホ片手に情報収集をしています。 シップで長年推移をとっているデータ。 これを見るとネット利用をスマートフォンでしていることがわかります。
2022年2月 住宅リフォームサイトスマホ比率まとめ 生活者の変化を知りましょう。顧客の暮らしはデジタルシフトしています。大型リノベーションの反響獲得の肝は、施工事例
原理原則を抑えて、時流の変化に対応する。 ここはご理解いただけたと思いますので、本日のリノベーション事業で大事なホームページ要素のお話です。 喜多ハウジング様のホームページデータを見てみますと、反響につながりやすいルートというのがあります。 それは、施工事例です。 後半のセミナーで今井様からこのお話があるかもしれないですが、「事例が事例を創る」ということにつながります。 企業の生死を分けるほどの急激な変化の中でにいるからこそ、原点回帰して顧客を見ろ!ですね。新規事業立上げができる
大規模リノベーション事業化セミナー
<講師> 喜多ハウジング株式会社 常務取締役 今井 猛 氏大手が席巻できる業界とそうでない業界。
これが中小企業の生き残る道
私は26年間喜多ハウジングにお世話になっております。これまで、大規模リフォームの商談を4,000件以上こなしています。 年間90棟、平均単価2000万の大規模リフォーム専門のようなビジネスになっていますが、最初は大型リフォームのビジネスモデルをやっている企業がなく、苦しみながら仮説検証を繰り返してきました。 喜多ハウジングも17,8年前は小工事、100万200万の工事があたりまえでした。 今、ウッドショックなどがあり、どんどん新築がなくなる。 リフォームは6兆、7兆横ばいで推移。 私が注目しているのは、2021年の住宅リフォーム売上ランキング。 いよいよガリバーがやってきたかということで、第7位にヤマダホールディングスさんがベスト10入り。 TOP10の売り上げを見ていても、新規のリフォーム/大規模リノベーションをやっているという企業がほぼいない。 じゃあ、同じメーカーの同じキッチンを買おうとしたら、買う決め手は? 1,安く買う 2,便利に買う 3,あの人から買う この3つです。大手が席巻出来る業界とできない業界がある。 コンビニは大手が強い。 車も大手が強い。 では、大手が席巻できない業界は? スーパーは地域性が強い。生鮮食品を食べたい人種だから。 住宅も、地域ごとの特性が存在する。 どこで売っても、どこでやっても同じものを売るのではなく。 単純な設備交換ではなく、暮らしを変えるリフォームは大手が席巻できない業界だと思います。 これこそが中小企業が生き残る道だと思います。大型改修のメリットは?
1憶売ろうと思ったら、社員2人で十分。1人でもよい。 2000万×5件でよい。 小工事は足が早い。大型改修は大工が始まったらウェブの活用でほぼ現場に行かなくてもよい。 100万だったら1億売るには100件必要。 さらに、アスベスト法改正で、きちっと報告が必要になった。 これを単純に考えても100件月で報告しなければならない。 大規模リノベーションだったら、インスペクションのついでに1回やればよい。 収益構造も違う。受注残が出る。これが、期末に50%ある。 大きな違いです。先の不安がない。やることは、後半の集客と契約のための準備。
大規模リノベーションはがら空き
こんなにメリットの多い業界ですが、プレーヤーが少ない。 何故か? 大手がやりたがらない理由 フルスケルトンにすれば楽なのだが、個別の要望がある。仕組みで回しているので、対応が追い付かない。 水工店がやりたがらない理由 とにかく、設備交換に比べてやることが多い。 新築工務店がやらない理由 リフォームは小工事のイメージが多い。 マーケットはたくさんある。3450万戸。 ターゲットにも秘密がある。一次取得者ではなく、二次取得者を狙う。 すごく、狙うべきターゲットがある。
大規模リノベーション経営のポイント
大規模リノベーションの解決すべき3つの問題 問題点と解決は以下です。 1,集客 = 当たった販促 2,商談 = 進め方アドバイス 3,粗利確保 = 段取り八分 上記のような問題をひとつづつ分解して解決していきます。
以上、セミナーダイジェストをレポートにて。 詳細はシップのYoutubeチャンネルでセミナーをご覧ください。 株式会社シップ Youtubeチャンネル