水まわり、環境循環型リノベーション、インスペクション
同じエリアで違う顧客層を積み重ねるリフォーム経営
水まわり、環境循環型リノベーション、インスペクション
同じエリアで違う顧客層を積み重ねるリフォーム経営
株式会社サイトホーム
代表取締役 齋藤 秀功
小松
僕はサイトホームさんを
「売上4億を超えて社員さんも10人以上いるのに、金にも集客にもホームページ集客にも一切困っていない会社」
って紹介するんですよ(笑)。
ある一定の規模になると普通どれかで困るものですから「何だそれは!」みたいな反応されますよ。
齋藤
(笑)
無借金は先代からの掟です。
集客はおかげ様でホームページ経由もずっと順調に推移しています。
弊社は折込みチラシばかりではなくバス広告、地下鉄広告、市役所の広告など、様々な媒体を使って、自社の名前をアピールしているので、もしかしたらネット広告を止めても反響には影響ないんじゃないかと思ってネット広告費を半分に減らしてみたら、反響数は半分になりました。
やはりこれらはバランスがあるんだなと再認識しました。
小松
そのバランス感覚がうまくいっている秘訣ですね。
サイトホームさんのメインのマーケットである水まわり設備中心のリフォームは一般的には、レッドオーシャンで全国のリフォーム会社さんが苦労されています。
この市場の攻略している秘訣はチラシもホームページも様々な広告類も顧客層に合わせて、いい具合に敷居が下がっていることだと思います。
敷居が下がりすぎると価格客に悩まされますし、敷居が高すぎるとお客さんが来なくなってしまいます。
次の一手もまた絶妙なバランスですね。
齋藤
環境循環型住宅むくむくはうすに加盟してむくむくはうす仕様の本格的なショールームを作っています。
客層がFacebook集客に合っている感じです。
また、5月のインスペクションセミナーから研修会に参加させていただいて、2018年宅建業法改定を睨んでホームインスペクション仙台というサイトを立ち上げました。
びっくりしたのは立ち上げてすぐに一般顧客から問い合せが入ったことです。
中古住宅のインスペクションと既存住宅売買瑕疵保険をきっかけとしたリノベーション需要には、手応えを感じています。
また、新しいショールームではDIYの要素も取り込んでいく予定です。
小松 設備交換から始まって同じエリアの違う客層に営業を重ねて、借金もせずに順調に売上規模を伸ばしていくというのは、リフォーム会社経営の教科書のようです。
情報誌SHIP VOL.9 (2017年2月)掲載
まとめ
無借金経営
アナログ広告とホームページ、ネット広告の相互効果
顧客層に合わせた絶妙な敷居の高さ
インスペクション需要に手応えあり
株式会社サイトホーム
代表取締役 齋藤 秀功
宮城県仙台市に本社を構え、創業40年以上地元仙台を中心にリフォーム工事を手掛ける。
クリナップ水まわり工房コンテスト8年連続受賞の実力を持つ。
株式会社シップ
代表取締役 小松 信幸
建築CAD会社社長、エクステリアCAD会社社長を務め、2001年住宅リフォーム会社の業績アップ支援に特化した株式会社シップ創業。
住宅リフォーム事業支援に特化したDERUKUI(出る杭)集団の株式会社シップ代表取締役。支援先600社に対し提供しているのは、Web上の”なんか、この会社いいね”の顧客体験(Wex)。