ホンモノを造れば儲かる。嘘が混じるから儲からなくなる。
『生命を守る家を造る』と本物の食の普及は一致する
ホンモノを造れば儲かる。嘘が混じるから儲からなくなる。
『生命を守る家を造る』と本物の食の普及は一致する
株式会社ビーテック
代表取締役 樋口 健二
樋口
ホームページをリニューアルしてからネットからの問い合せ急増ですね。
3月に入ってから新築だけで問い合せは10件入っています。(※このインタビューは3月19日に行っています)
小松
スマホからの閲覧が50%近いですから、モバイルフレンドリー化だけでもプラスの影響が大きいですよね。
もともとのお付き合いは2005年リフォームCAD導入時ですね。
樋口
その頃は大型リフォームが増えてきて提案営業を強化しようという時期でした。
自分たちの使命は何なんだろうという自問自答の中で新築に取り組んで、昨年で25棟建てています。
小松 その使命感が医農野菜への取り組みにもつながっていくのですね。
樋口
突き詰めると住宅っていうのは「生命を守る箱」なんですね。
だから耐震性や温度差解消など譲れないところが出てくる。
だからオールフルコミ住宅ということで価格も含めて妥協しないポイントを明らかにしているのですが、生命と食も切り離せない。
小松 安心安全な住宅に住んで安心安全な食を摂る。
樋口
ホンモノの食を作る農業の現場に行って気づいたのは、環境に負荷をかけていないんです。
自然循環が営まれていて、そのエネルギーが食に織り込まれている。
そこから住宅の素材や廃材の廃棄の問題にも取り組んで行くことになりました。
小松
環境循環型住宅むくむくはうすへの参加もその流れの中で必然的に起ったことですね。
実際、食の入り口から住宅の顧客ができているようですが?
樋口
そうです。
農業や食のイベントで知り合った人から新築を依頼されることが多いです。
価値が同じなんです。分ける必要がない。
ホンモノを作れば儲かる。嘘が混じるから儲からなくなる。
樋口
海外進出支援をやっていて思うのは、日本はGDP的な視点では相対的に下降していくと思いますが、浮上していくのは日本ならではホンモノ商品なんだなと思います。
樋口さんの「食と住」の取り組みを世界に広げていきたいですね。
情報誌SHIP VOL.4(2015年5月)掲載
まとめ
住宅事業の目的は『生命を守る家を造る』こと。お客様の健康や環境への負荷に対する意識が自分を選んでくれる顧客に集まってもらう仕組みをつくる。
リフォーム業においてもホームページ閲覧はスマートフォンとタブレット経由が50%を超えホームページのモバイルフレンドリー化は必須要件。
株式会社ビーテック
代表取締役 樋口 健二
東京都と横浜、川崎を中心に3階建て狭小住宅、2世帯住宅、土地探しからの新築工事を手掛ける「しあわせ設計」の家株式会社ビーテック代表取締役。
建築・リフォーム業務品質委員、社団法人内産業廃棄物特別対策委員会委員長、中間法人日本増改築産業協会全国セミナー講師、経済産業省省エネセンター主催省エネセミナーパネリスト、NPO日本良質住宅協会ビーテック住宅情報センター代表を兼務。
株式会社シップ
代表取締役 小松 信幸
建築CAD会社社長、エクステリアCAD会社社長を務め、2001年住宅リフォーム会社の業績アップ支援に特化した株式会社シップ創業。
住宅リフォーム事業支援に特化したDERUKUI(出る杭)集団の株式会社シップ代表取締役。支援先600社に対し提供しているのは、Web上の”なんか、この会社いいね”の顧客体験(Wex)。