「お客様の喜び」以外のこだわりは捨てる
「こだわりのなさ」新しい住宅ワンストップサービス
「お客様の喜び」以外のこだわりは捨てる
「こだわりのなさ」新しい住宅ワンストップサービス
株式会社ベストホーム
代表取締役社長 藤本 誠二
小松
11月7日感動物語コンテストグランプリおめでとうございます。
受賞されてみるとベストホームさんの感動体質を知っているので、取るべくして取ったのかなと(笑)思いますが、どんな内容だったんですか?
藤本
ありがとうございます。
プレゼンしたのは創業4年目頃(現在は21年目)の話ですが最初こわもての方からエクステリア工事のお見積もり依頼がありまして、その頃は私が対応していたわけです。
怖かったんですが後でわかったのはとても立派な会社にお勤めの方で、それをきっかけにエクステリアだけでなく「家の中もできるのか?」とリフォームもやらせてもらうようになりました。
藤本
しばらくして奥さんから電話があって、伺ってみるとご主人が亡くなっていたんですよ。
奥様がおっしゃるには「主人から家のことは何でもベストホームの藤本さんに聞くように」と言付かっていたということで、またリフォームをさせていただきました。
その後娘さんからも連絡をいただくようになって「家のことは何でもベストホームの藤本さんに…」と、本当にありがたいことです。
藤本
シップさんもいつも言われていますが事業者にとって生涯顧客というのは大事です。
そして生活者の立場でもかかりつけの工務店というのは大事だなと深く思ったきっかけであり「お客様の喜びが私たちの喜びです」というベストホームの企業理念の原点でもあります。
小松
いいですね。
それぞベストホーム!ですね。
ところでスタートはエクステリアの専業なのにベストホームという社名は少し違和感あるかもしれないですよね。
藤本 これを言うと社員さんにも受けが悪いんですが、ちょっとした売り言葉に買い言葉みたいなことでつけた社名なんですよ(笑)
小松
藤本社長を見ているといい意味でこだわりがないです。
私も以前エクステリアCAD会社社長時代もあったので今でもエクステリア業界は親しみはありますが「エクステリアからリフォームに参入するのがチャンスだ、オンリーワンだ」と頭ではわかっても実際に実行する方はほとんどいません。
藤本
6年前からシップさんの支援でリフォーム事業に取り組み、それから外壁塗装にも参入し、最近では不動産事業も始めました。
売上は追っていませんが合わせると6億円を越えてきました。
さっきのお話ですが本当にこだわりがないんですよ(笑)
とにかくお客様に喜んでもらうことを考えてきたら自然とこうなったという感じです。
小松
こだわりは「お客様の喜び」に必要なのであって、エクステリアとか工事の種類ではないんですね。
先日ショールームにも伺わせていただきましたが、皆さんのお人柄も表れたとても良い雰囲気の空間でしたし、新しい住宅のワンストップサービスの形だなと思いました。
情報誌SHIP VOL.7(2016年1月)掲載
まとめ
「家のことなら◯◯会社の○○さんに聞け」と言われる関係性
無用なこだわりを持たずにできた住宅のワンストップサービス
株式会社ベストホーム
代表取締役社長 藤本 誠二
昭和39年生まれ兵庫県出身。岡山市を中心にエクステリアやガーデニング工事を専門としておこり、リフォームやエクステリアで培ってきたサービス力を活かして不動産事業部「ベスト不動産」を展開。事業の多角化とお客様から見たワンストップの安心感とチームワークで地域で一番の笑顔が集まる企業を目指している。
株式会社シップ
代表取締役 小松 信幸
建築CAD会社社長、エクステリアCAD会社社長を務め、2001年住宅リフォーム会社の業績アップ支援に特化した株式会社シップ創業。
住宅リフォーム事業支援に特化したDERUKUI(出る杭)集団の株式会社シップ代表取締役。支援先600社に対し提供しているのは、Web上の”なんか、この会社いいね”の顧客体験(Wex)。